1983年高等科卒業生で現在,文教大学 情報学部 経営情報学科 准教授の鈴木誠氏に講義をお願いしました.ファイナンス関係の職種について,そこに至るまでのご自身の経緯についての講義を受けました.講演後は直接質問をぶつける生徒が列を作りました.
なお,後日講演の感想を書いていただきました.以下です.どうもありがとうございました.
母校である学習院高等科で3年生向けに講演ができたことは大変名誉なこととありがたく思います。大学生を日ごろ相手に講義を行っていることと比較すると、高等科の生徒は皆さん行儀良く、静かに講演を聴いてくれたと感謝しています。なるべく、生徒が飽きないような内容でかつ、リアリティーがあり、刺激的でもあり、自慢話にならないような工夫をこらす努力をしたつもりですが、生徒の皆さんが退屈でなかったようだと伺って、安心しました。思えば、高等科3年の頃、某大学の経営学部の某教授による簿記の話があり、率直にいえば、なんてつまらない話なのだろうと思いました。そして、絶対、経済や経営学の講義は大学でとるまいと誓いました。果たして大学では履修することはありませんでしたが、誓いをたてた教科が自らの専門となり、今その教科を大学生に教えていることとなろうとは、高等科3年時には想像すらしていませんでした。人生とは面白いものです。このように人生を考えると、いかに楽しくという視点だけでなく、いかに過去の自分と将来の自分が関係しているかという視点で考え直すこともなかなか意義深いことだとおもいます。講義のお話をいただいて、改めて自分を見つめ直すことができたことはありがたく感じています。そして、講義終了後、多くの生徒の皆さんが進路相談に来てくださって、皆さんの先輩なんだなと改めて感じずにはいられませんでした。また、機会があれば、高等科の後輩の皆さんにお会いしたいと願っています。
高等科NEWS
2年生特別講義 沖縄の豊かな自然について
2011年06月06日
2年生を対象に特別講義が行われました。今回は、女子中高等科の卒業生でもある、自然保護協会の安部真理子氏に、『沖縄の豊かな自然について』と題して、講義をしていただきました。
泡瀬干潟、辺野古周辺が、豊かで独特な生物多様性をもつこと。その環境が現在危機に瀕していることを具体例を通して学ぶことができました。
泡瀬干潟、辺野古周辺が、豊かで独特な生物多様性をもつこと。その環境が現在危機に瀕していることを具体例を通して学ぶことができました。