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高等科NEWS

地学部 皆既月食観測

 学習院高等科地学部は学習院高等科校舎屋上にて、皆既月食の撮影を行いました。前日の夕方から赤道儀を北極星に合わせ、当日の宵の皆既月食の観測に備えました。
 月が地平線からあがってきたころは、晴れた空でしたが、皆既月食の途中から雲が空をおおいはじめ、観測の後半は雲のわずかな隙間からの観測となりました。写真の適正露出を得ることが難しいなか、協力して取り組みました。
 今年の文化祭では、毎年のプラネタリウム発表のほか、自作モデルによる月食の原理解説や、月に落ちた地球の影の合成画像を発表する予定です。

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ハワイプナホウ高校でのプログラム参加報告

1年D組 利光 泰徳

2012年、高1の夏、ハワイでの2週間は有意義で、本当に充実した日々となりました。


世界中の高校生が集まり、様々なグループ活動を通じてリーダーシップについて学ぶというプログラム、SGLI(Student Global Leadership Institute) に参加したのです。オバマ大統領の母校としても有名なプナホウ高校が主催しています。アジア、アメリカ、ヨーロッパの7ヶ国から63人が参加し、中にはヨルダンからの学生もいました。


小学校2年から4年生にかけてニューヨークで過ごした経験をもつ僕にとって、世界中の高校生と英語で交流できるのは、願ってもないチャンスでした。英語でのプレゼンと面接という選考の結果、高3の頼もしい2人の先輩と共に高1の僕の参加が決まりました。
このプログラムは全て英語で行われます。そのため参加者の一人、小和田さんは、海外で英語を学んだ経験がないことから、出発前まで英語教諭のForrester先生と英会話の練習を積み重ねていたそうです。僕もCNNスチューデントニュースなどのアメリカの学生向け番組を見たり、英語によるプレゼンテーションを学習するなどの準備を行いました。


SGLIでは毎年違うテーマが設定されます。2012年のテーマは「保健・衛生」でした。このテーマを巡って各国の学生と共に調査したり議論を行い、同時に交流を深めることもできました。
特に印象に残っているのが、ワイキキでのアンケート調査です。「喘息」や「肥満」などの健康問題に関するアンケートを10人ほどのグループで作成し、街で実際にアンケート調査を行いました。集計結果をまとめ、分析して翌日に発表しました。
このような活動のほかに、製薬会社等の役員、大学教授の方々の講演を聴きました。特に印象に残ったスピーチは、AOLというインターネット通信会社の創業者の一人、Steve Case氏によるものでした。アメリカ中にインターネットを普及させるという夢を追い、会社を立ち上げ成功を収めたという話を伺い、夢を諦めずに努力し続けた姿勢に感動しました。


また、ここで出会った友達と楽しい時間を過ごすこともできました。
カラオケパーティーが開催された時には、「ベストヒットUSA」という洋楽番組を日本でよく見ていたので、知っている曲を一緒に歌え、楽しめました。
「タレントショー」(国別隠し芸大会のようなもの)では、折り紙と盆踊りを紹介しました。盆踊りには各国の学生が飛び入り参加し盛り上がりました。コーランの一節を聞いたり、中国の伝統舞踊を見たり、スウェーデンのクッキーを食べたりと、たくさんの国が参加するSGLIを象徴するような会となりました。


世界中の高校生と共に過ごした刺激的な日々により、外へ向けた視野が大きく広がったように感じています。ハワイで友達と一緒に歌ったFun.というバンドの「We Are Young」という曲を聞くと、数々の思い出が蘇ってきます。最後の日の朝にみんなで見た日の出も忘れられません。この経験を活かし、世界中の人々と交流を深め、新しいことを生み出す活動をしたいと思っています。
このような機会を与えていただいた高等科にとても感謝しています。

(SGLIについて紹介しているプナホウ高校のウェブページ https://www.punahou.edu/page.cfm?p=2530 )

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高等科の先輩たちと


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ルームメイトたちと

地学部 金環日食観測

金環日食グラスの作成会
学習院中高等科の地学部が主催して2012年5月7日(月)に金環日食観察用の日食グラスの作成会を行いました。当日は中等科生約150人と、高等科生約40人が参加しました。高等科地学部員による「金環日食とは」「日食観察後の注意点」「今年みられるその他の天文現象」の説明の後、中等科・高等科地学部員による日食グラスの作成を行いました。なお、日食グラス作成に用いたフィルムは中・高のOB(昭和57年高等科卒)橋本隆一氏からご寄付をいただいたものです。
 

金環日食当日
金環日食観測に向けて、地学部員数名は前日より泊まりこみ、観測のための赤道儀の調整などの準備を行いました。そして夜が明けた5時半くらいから観測を始めました。

中高等科地学部は中高第2グラウンドと、校舎屋上に分かれ観測を行いました。金環日食時には部員たちだけでなく一般の生徒も合計300人程度参加しました。
 
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ミラーボールからはがした小さな鏡をざるに張り付けて太陽光を反射させました。部分日食中の三日月型の太陽が壁に映し出されました。写真左はその鏡をはがされた後のミラーボールで、写真右は鏡を貼り付けたざるです。

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丸い穴を多数あけて作った台紙をとおして、ピンホールカメラの原理で日食中の太陽を投影しました。


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天体望遠鏡を用いて撮影した日食中の太陽


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月のクレーターなどの地形の凹凸からもれるわずかな光である、ベイリービーズという現象の観測にも成功しました。
 
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金環日食中は残念ながら雲に覆われる時間もありましたが、雲を通して金環日食を肉眼で観察するというめずらしい観察をすることもできました。
 
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