来年度の沖縄研修旅行の事前学習の一環としての講義ですが、最初に多田先生の専門である社会学についても講義していただき、その後、基地とリゾートとしての沖縄の二重性、その複雑な歴史をさまざまな写真を見ながら、戦前期の沖縄にまで遡ってお話いただきました。
講義の後には質疑応答やインタビュー、さらにはサインまでいただいた生徒もおり、生徒たちにとって貴重な体験となりました。事前に多田先生の著作を読んでいたこともあり、活発な意見交換もできました。
インタビューの最後には高等科生に向けて「沖縄に行く前にたくさん勉強しておくのは、とてもいいことだけど、行くときにはいったん頭を真っ白にして、現地で思いっきり楽しみ、いろいろ感じてきてほしい。そして、大事なのは帰ってからで、行きっぱなしにするのでなく、折にふれて沖縄のことを考え、また学び続けてほしい。」というメッセージをいただきました。多田先生本当にありがとうございました。