羽田集合は前例のないほどの遅刻者数で、これから先が思いやられます...
気を取り直して、バス内で今回最初のご飯はタコライス弁当。朝も早かったのでお待ちかねの様子でした。
バスの窓からはパステルカラーの海も見えますがまだおあずけです。
平和祈念資料館では平和の礎、平和の火、資料館の生々しい記録を見て、73年前と今を繋いで想いを巡らせました。生徒たちの顔つきも変わったように見えます。
台風の影響か、荒れた海から波が打ち付けて物悲しさを語りかけてくるようでした。
ガマではガイドさんのお話のもと、今も残る火炎放射機の跡を見、滴のしたたる闇の静けさ、閉塞感を感じて、よりリアルに戦争の惨さを感じたのではないでしょうか。
これより奧は人、ひとりが小さく屈んでやっと入れる大きさしかない入り口です。そのさらに奧にはアップダウンのある270m程の広い空洞があるそうです。固有のコウモリの保護のため入ることはできませんが、そのあまりの窮屈さに、そこをくぐると考えただけでも気分が悪くなります。
ホテルダブルツリーに到着。夕飯をとって休憩です。
夕飯後は平和講和、10歳で家族とともに南部の戦火をくぐった経験をお話しいただきました。口にするのも辛い経験を語っていただき、今まさに生きている平和な世の中が当たり前でないことに、何を思ったでしょうか。