6月4日の筑波大学附属高校との総合定期戦にむけて、百周年記念会館において壮行会が催されました。各部から熱い決意表明がなされました。また、応援団からエールが送られました。
高等科NEWS
附属戦に向けての抱負 バスケットボール部
2011年05月30日
主将 今井 一貴
まず学習院の生徒に、昨年度の附属戦で男子バスケット部が敗退してしまったことを謝らなくてはならない。そして今年、学習院男子バスケット部がなさなくてはならないことはただ一つ、附属戦に勝つことである。
実は、一か月ほど前の関東大会予選で我が校はすでに附属と対戦している。その結果は、惜しくも我々の負け。だが、これは我々にとって附属戦本線の舞台として最高の場と状況を与えてくれたととらえている。我々はこの戦いの為に高校生活の大半を部活動に費やしてきたといっても過言ではない。すべての条件が揃った今、もう一度言おう、勝つしかない。
附属戦に向けての抱負 野球部
2011年05月30日
主将 永田 敏也
福本と、僕たち野球部は、附属戦、そして、夏の大会へ向けて冬の厳しいトレーニングを乗り越え努力を重ねてきました。高校野球は震災の影響で、春の予選が中止になってしまい、一つの目標であった「春の大会での勝利」を果たすことができませんでした。その悔しさも含め、附属戦では、夏の大会につなげられるように、全力プレーで必ず勝つので応援よろしくお願いします。
附属戦に向けての抱負 陸上部
2011年05月29日
主将 藤 直也
学習院陸上部にとって附属戦とは単なる競技会ではありません。引退する三年生にとっては一つの「区切り」であるし、総合得点を競い合うという点で個人の力ではなくチームとしての力が問われる競技会だからです。また当然ながら筑波附属も単なる他校ではありません。もちろん校外では競い合うライバルである一方、附属戦を共有する同じチームであるとも思っています。ゆえに個人個人がベストをつくし一致団結して、全力で挑みたいと思います。
附属戦挨拶 高等科 科長
2011年05月21日
学習院高等科 科長 林 知 宏
今年の筑波大学付属高校との定期戦は、新校舎の建設が成った女子高等科を主会場に行われます。いつものことながら喜怒哀楽、さまざまな感情を伴った場が創出され、若者たちのエネルギーが発散されることでしょう。ただし今年はあの「3月11日」を経験した後の定期戦でもあります。普段とは異なる状況下での大会になるかもしれません。運営にあたる生徒たちはいつにもまして細やかな配慮をしていかなければならないでしょう。選手たちも、良き思い出ができるよう協力してほしいと思います。
3月11日以前と以後で、もはや何かが同じでなくなってしまったように感じます。けれどもスポーツが試合における勝利を目指すことに変りはありません。日ごろの練習やトレーニングやチームメイトとの間の出来事は、その一点において報われます。同時に勝利の裏側には必ずや冷静さが隠れています。ですからこの定期戦のすべての参加者へ等しくメッセージを送りたい。「ハートは熱く、頭はクールに」。各校選手の健闘を祈ります。
附属戦挨拶 実行委員長
2011年05月21日
附属戦挨拶 実行委員長 夏 原 彰
今年の3月、日本は史上稀にみる天災に見舞われ、自然の脅威を思い知らされることになりました。また、早くも日本の国民1人1人の真価が問われる年にもなり、私たちは常に誰かと支えあいながら生きているということを実感することにもなりました。そのような中で61回目となる総合定期戦を今年も開催するに至りました。各部活の選手の皆さんは、日々の練習の成果を発揮する絶好の舞台です。仲間と支えあいどんなつらいことも乗り越えてきた今までのすべてを各1戦にぶつけてください。また、部活に入っていない方々も、高校生活を一緒に送ってきた仲間の戦 う姿を見ることができるめったにない機会です。友達の応援は選手の強い励みになり、自信につながります。
ぜひ、各校一丸となって勝った喜び、負けた悔しさを分かち合ってほしいと思います。
最後になりましたが会場校である学習院女子高等科の先生方をはじめ、この大会を開催するにあたり御理解、御協力頂いた各部顧問の先生方、各校の委員の皆様に感謝申し上げます。
それでは私たちみんなで忘れられない1日にしていきましょう!